パークゴルフ場併設
内風呂
露天風呂
なぜか卵とパンを売っている |
前から気になっていたこの施設。ついに訪れましたよ。やった〜。
・場所
市街化調整区域なのか、それとも売れ残っちゃった工業団地なのか、とにかく周りに資材置き場程度しかないような殺風景なところ。施設までの道のりはダートだし。
どこにあるかは地図を見てくんろ。函館市内の桔梗地区です。これ以上うまく説明できないから。
・施設
緑色の木造建物。パークゴルフ場も併設してます。内部には歩行湯もあります。といっても、パーキングは砂利だしさ。民間のちょっと怪しい施設が頑張っているってな雰囲気。
基本的に会員制です。会員権は1000円で買う。でも札幌から行った私が会員になってもしょうがないので、入浴料だけではいります。それでもいいのだそうです。
入るとまず下駄箱に靴を入れます。下駄箱の鍵と、脱衣所のロッカーの鍵を交換します。脱衣所では指定のロッカーを使用するわけです。休憩所あり。何故かパンを売ってます。
・浴室
廊下の一角を使った程度のお粗末な脱衣コーナー。まあいいけど。
浴室さえよければ。
浴室への扉を開けると「お〜!これか」と、思わずのけぞる有名な土管風呂。
コンクリート製のドデカイ土管をぶつりと切ったような、まん丸の湯船が三つ並んでいます。
それぞれに
「激熱(45℃と表示あり。嘘だもっと熱い)」
「かなり熱(43℃と表示あり、これも信じがたい)」
「熱(41℃と表示ありこれは妥当な数字だ)」
といった案配の、アチチなお湯が入っていて、全てかけ流し。
(熱さの感覚は私が勝手に名付けたモノでそういう風に表示されているわけではないですよんさま)
それぞれ一つにつき3人程度入れます。
函館市民の皆さんは何故か激熱好み。だから函館の温泉はあちちです。当然ここもあちちじゃないと駄目なのね。
私は真ん中の「かなり熱」に我慢して入りました。「だらしねぇ」地元のお客さんはそう言いたげな目つきで私をじろり。仕方ないから激熱の方にも入湯。「ううお〜動けんぞ、これは」すぐに心臓がばくばくしてきたので、さっさとあがります。
露天風呂もありまして、もちろんここにも3つの土管。露天は「かなり熱」「適温」「水風呂」という感じでした。周りが壁で眺めは良くないですが、なぜかここのお湯は湯上がりに外気が気持ちよいのです。お客さんもてんでに、涼んでいます。
お湯は、含硫黄ーナトリウムー塩化物泉。中性高張性高温泉。源泉温度61℃。
ph6.36。毎分180L動力揚水。乾燥重量10.27g/kg
無色透明無味強い鉄臭。さっぱりしたお湯でした。すこし泡付きあり。
湯あがりには肌がカピカピになります。汗引きません。
・感想
いやあ、面白いところです。お近くに行ったら是非寄って見て下さい。
(平成16年6月入浴)
追記
平成21年7月5日に再訪しました。入浴料が370円になってました。
5:00〜23:30 年中無休
地震か何かの影響とかで、源泉の出が悪くなり、新しく掘っているそうです。
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